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エンジニアの技術録。アプリとかウェブとか

fuelPHP1.6で同じControllerの別アクションに遷移したい場合

FuelPHPの場合一つのControllerに複数のアクションを定義することができる。(例えばよくある入力・確認・完了画面が一つのContorllerで実装されたりする)その際にバリデーションとかで確認アクションの処理を途中で中断して同一Controller内の入力アクションに処理を移行したいことがままある。
そういったときはFuelPHPでは以下のとおり指定してあげるだけでOK。

//同Controllerのaction_input()を返す
return $this->action_input($param);

大変シンプル。たったこれだけのことなのだけど、個人的に$this->template->contentに入れなきゃいけないのかとかView::forge使うのかとか色々試行錯誤してしまったので、忘れないためにメモ。

FuelPHP1.6系でEmailパッケージの使用とハマったとこ

FuelPHPに元から付いているEmailパッケージを使ってみる。以下の公式の解説を見る限りかなりシンプルな実装になる。

 Email パッケージ
 http://press.nekoget.com/fuelphp_doc/packages/email/introduction.html

 Email パッケージの使用方法
 http://press.nekoget.com/fuelphp_doc/packages/email/usage.html

Email パッケージの使用方法どおりにとりあえず実装して実行したものの、エラーになる。Exceptionをcar_dumpで見てみたところ以下のメッセージが。

Failed sending email

ぐーぐる先生にお伺いしつつパッケージをパッケージのソースを見てエラーの発生場所を突き止めた。fuel/packages/email/classes/email/driver/mail.phpに以下の記載がある。

・
・
・
protected function _send()
{
    ・
    ・
    ・
    if ( ! @mail(static::format_addresses($this->to), $this->subject, $message['body'], $message['header'], '-oi -f '.$return_path))
    {
	throw new \EmailSendingFailedException('Failed sending email');
    }

FuelPHPのEmailパッケージは結局のところphpのmail関数で送っていたのだった。もしやmail関数は何かメールサーバーを立てないと使えないのでは?と考えまたぐーぐる先生にお伺い書けてみた。

» phpのmb_send_mail()利用にかんして
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=7394

やはりそうだったみたい。PEAR::MailはPHPだけでメールを送れるけど、mail関数はsendmailSMTPが必要みたい。急遽レンタルサーバーにてメールアカウントを設定。fuel/packages/email/config/email.php
fuel/app/config/email.phpにコピーして、以下を修正。

return array(
    'defaults' => array(
    'useragent'	=> 'FuelPHP, PHP 5.3 Framework',
    'driver'		=> 'smtp',
    ・
    ・
    ・
    'smtp' => array(
        'host'		=> 'server.host.jp',
        'port'		=> 25,
        'username'	=> 'account@server.host.jp',
        'password'	=> 'password',
        'timeout'	=> 5,
    ),

これでやっと動くようになった。。。いつも思うんだけどmail関数のマニュアルとかmail関数使用するパッケージとか、メールサーバーの準備が必要不可欠ってことをどこかに書いてほしい。設定だけですぐ使える思えちゃう。そしたらこんな迷わないのに。ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

IEでCSS3のボタンの背景が表示されない時は画像で対応

CSSでボタンを作成したのだけど、FFやChromeでは背景が表示されるのにIE9では表示されなかった。IE9用のCSSを追記しなければならないかったのだけども、その際に参考にしたのは以下のサイト。

CSS3の-ms-linear-gradientが、いつの間にかいらない子になってた

このサイトに書いてあるとおり、IE9用のCSSを書くよりも最終的には以下のとおり画像を表示させるようにしたほうがスマートだという結論に至る。

 background: url(/img/assets/button_bg.png) 0 0 repeat-x;

画像なら崩れることも無いし、一番確実。エンジニアはついつい最新のCSS3のうんちゃらを使いたくてデザインでも強行しがちだったりするけど、時にはより鉄板なやり方のが良かったりするのねん。

fuelPHP1.6くらいで日付Validation関数独自実装

fuelPHPにて入力チェックの機構として以下のValidationクラスがある。

Validation Class

数値チェックや長さチェックは以下のとおりできる。

$validation = Validation::forge();
$validation->add('id', 'ID')
           ->add_rule('valid_string', 'numeric')
           ->add_rule('max_length', 11);

日付に関しても'valid_date'というものが用意されているのだが、これが何故かうまくいかず、常にエラーになってしまう。

//うまくいかない例
$validation->add('date', '日付')
           ->add_rule('valid_date', 'YYMMDD');

引数の日付型の指定が違うのかと色々調べたが、原因わからず。Validationなら調べるよりも独自で実装したほうが解決が早いと考え、独自実装することにした。


まず、fuel/app/classes/myvalidation.phpに以下のとおり実装する。ちなみに日付はyyyymmdd形式(例:20131126)で渡される想定。

<?php
class MyValidation
{
    //yyyymmdd形式の数値が$dateに入る
    public static function _validation_date_yyyymmdd($date)
    {
	if(!empty($date) && ctype_digit($date)){
	    if(checkdate(substr($date, 4, 2), substr($date, 6, 2), substr($date, 0, 4))){
			return true;
	    }
        }
	Validation::active()->set_message('date', ':label が不正です');
	return false;
    }
}

checkdateは日付を正確にチェックしてくれる。
それでコントローラーを以下のとおり実装する。

$validation = Validation::forge();
$validation->add_callable('myvalidation');   //myvalidation.phpを使用する
$validation->add('date', '日付')
           ->add_rule('date_yyyymmdd');      //独自関数指定

これで実装完了。ちゃんと20160229を指定するとtrueに、20150229を指定するとfalseが返ってくる。完成。
検索で出てこない時は独自で実装しちゃったほうがいいこともあるのね。

javascriptで時間操作がベンリ

今時jQueryといいつつも、jQueryがそもそもjavascriptのライブラリなわけだから当然jQueryを使う=javascriptを使う になるわけで。
そのjavascriptのDateオブジェクトの時刻操作が以外と便利なことが判明したのでメモ。

Dateオブジェクト生成したい場合は以下のとおり生成できる。

//引数無しで現在日時で生成
var date=new Date();
//引数有りで指定日時で生成(例は2013年11月20日 2:23)
var date=new Date(2013,11-1,20,13,2,23);

※Dateオブジェクトではなぜか月を0〜11で扱われてしまうので-1しとく。

これで例えば時間だけを取りたい時は以下のとおりに取り出せる。

//時間を取り出す(この場合hourの値は2)
var hour = date.getHours()

しかしこれだけでなく、setメソッドを使えば何分後とかの計算もしてくれる。

date.setMinutes(date.getMinutes()-60);

ここで優秀なのが、60分後を指定するとちゃんと時間をインクリメント(繰り上げ)してくれるとこ
つまり、以下の場合、「2時23分」を指定したDateオブジェクトに60(分)をsetしたため、Dateオブジェクトのもつ時刻は60分後の「3時23分」になる。(date.getHourの値が3になる)

var date=new Date(2013,11-1,20, 2,23);
//60(分)をsetする
date.setMinutes(date.getMinutes()+60);

ちなみにsetメソッドの引数に"-"(マイナス)を指定すれば何分前を指定することができる。これならjavascriptで時間操作の繰り上げ繰り下げに悩まされることはなさそう。

参考:
Date Object(setメソッド)
http://www.artemis.ac/contents/javascript/jsdate.htm
JavaScript による日付・時刻・時間の計算・演算のまとめ
http://www.hoge256.net/2007/08/64.html

Twitter Bootstrapのデザインカスタマイズお役立ちサイト

CSSフレームワークTwitter Bootstrapについて。
 Twitter Bootstrap(以下、Bootstrap)はあらかじめナビヘッダーやボタンなど多くのパーツがCSSで定義されているので、その定義されたclassを指定してあげるだけでフラットなデザインができたりする優れものだったりする。配色などは公式ダウンロードページでカスタマイズできるものの、トータルデザインを考慮しつつ配色カスタマイズを考えるはなかなか難しい。
 そこで、Bootstrapのカスタマイズに役立つ無料の便利サイトをいくつか紹介してみる。


○画像イメージから拡張テンプレートを自動生成してくれるサイト
 WEBに公開されている画像を参考に、イメージにあった配色のBootstrapカスタマイズテンプレートを提供してくれるのが以下のサイト。画像にサイトロゴなんかを設定して[Go Lavish]ボタンを押せばサイトロゴのデザインにあったテンプレートが出力される。完成品も修正できるので、完成度高い。今やっている案件ではこのテンプレートを採用している。

   Lavish, Bootstrap like a King


○カラーテーマ集
 そのまま様々なカラーのテーマテンプレートを無料で提供しているサイト。配色がキレイなものばかり。

   カラーテーマ一覧


○ボタンの色拡張CSS自動生成サイト
 テンプレートではないのだけど、Bootstrapのボタンの色を細かくグラフィカルに指定した拡張用CSSを出力してくれるサイト。ただし、色によってはhovar時の色が合わなくて自分で調整しないといけない自体になるところが難点。

   Beautiful Buttons for Twitter Bootstrappers



以上。これらのツール使った上でどうしても納得いかないところだけカスケードしたりして、いいかんじに仕上げてください。
参考:http://getbootstrap.com/css/

Autoloader::add_classesに追記するとoilでエラーになる件

FuelPHPの話。simpleauthを拡張した直後にoil実行したらerrorになった。

~/modules/admin$ php oil g controller history index

Fatal error: Class 'Error' not found in /home/account/modules/admin/fuel/core/bootstrap.php on line 79
Fatal error: Class 'Config' not found in /home/account/modules/admin/fuel/core/bootstrap.php on line 47

'Error'が無いといわれたのでrequire_onceでFuel\Core\Errorを読み込んでみたり、core内を色々(一時的に)書きこんでみたけどわからん。
そして最終的に以下のsimpleauthを拡張したtipsterauthに関する記述が原因だと気づいた

Autoloader::add_classes(array(
      'Auth\\Auth_Login_Tipsterauth' => BASEPATH.'packages/auth/classes/auth/login/tipsterauth.php',
      'Auth\\Auth_Acl_Tipsteracl' => BASEPATH.'packages/auth/classes/auth/acl/tipsteracl.php',
      'Auth\\Auth_Group_Tipstergroup' => BASEPATH.'packages/auth/classes/auth/group/tipstergroup.php',
));

#ちなみに BASEPATH=~/modules/admin/fuel/base
#このBASEPATH配下に実在するモジュールをAutLoaderに書きこんでいた。

ここで、Autoloaderに書き込むのはAPPPATH.以下でないと読み込めないのかと考え、以下のとおり記述を修正し、モジュールも配置し直した。

'Auth\\Auth_Login_Tipsterauth' => APPPATH.'classes/base/packages/auth/classes/auth/login/tipsterauth.php',
'Auth\\Auth_Acl_Tipsteracl' => APPPATH.'classes/base/packages/auth/classes/auth/acl/tipsteracl.php',
'Auth\\Auth_Group_Tipstergroup' => APPPATH.'classes/base/packages/auth/classes/auth/group/tipstergroup.php',

結果、エラーは解消された。
このことから、やはりエラーの原因はAPPPATH配下に置かなかったことだと考えた。しかし、この話を知人のSEにしたらAPPPATH配下でなくてもいけるとのことらしい。もしかしらたこれは邪道な解決方法なのか?取り急ぎはエラーが出なくなったからいいけど、時間ある時に別のやり方を検証してみようかと思う。

参考:
Class not found fuelphp oil http://stackoverflow.com/questions/16865795/class-not-found-fuelphp-oil
[FuelPHP]独自オリジナル認証ドライバをsimpleauthを参考に実装する1 http://to-developer.com/blog/?p=155